タワレコ京都店から歩いてすぐのところにさらさ花遊小路はあります。京都にいた頃、ここでよく友達とお茶をしました。さらさは系列店が京都にいくつかあって、どのさらさも良いところです。そんなさらさでライブができるのがうれしかった。
出番までぶらぶらさんぽをしていました。「いつまでも世界は…」のほかの共演者の方のライブもたくさんあったのだけど、京都の町並みの感じにいちいち心奪われてしまって、それだけで出番の時間になってしまいました。住んでいた頃は普通のことだったのに、離れて暮らしてみると、生まれ育った町の良さに改めて気づきました。京都の町はなんでもいちいち情緒があるし、エモい。エモすぎる。そりゃ、白波多カミンの初期はあんな曲ばかりになるのは当たり前だと、思った。
さらさに帰ってきて、ゆーきゃんと打ち合わせ。せっかくだからいっしょに歌おうってことになっていたのです。「それはスポットライトではない」の練習をしました。京都で出会ったゆーきゃんだけど、いまはゆーきゃんは富山、私は東京にいます。そのふたりでまた京都で歌っているのが不思議でした。時間は流れるけれど、京都はいつでも帰れる場所であって、いつでも送り出してくれる場所です。
ライブはひきつづきサポートにキーボードのハジメタルさんとのセットで演奏しました。
息もだんだん合ってきて、もっと!もっと!と念じればきちんと的確に、しかもエモーショナルに答えてくれるハジメタルのすごさ。
お客さんもたくさん入ってくださって、この場所にあんなたくさんの人が入れるんや。と素朴に思いました。ありがとう。
神社で働いていた頃の上司、同僚、後輩も見に来てくれて、びっくりしたな。うれしかった。地元の友達、親戚、家族、白波多カミンを楽しみにして見に来てくださった方、いろんな顔が歌っているときに見えて、何ともいえない、幸せな気持ちになりました。
ありがとう。
アンコールはゆーきゃんと歌いました。ゆーきゃんの曲の中で私の一番好きな曲、「最後の朝顔」と、浅川マキさんの「それはスポットライトではない」を歌いました。自分で言うのもなんだけど、すごく良かったんじゃないかな?二人の声が合う感じがしました。二人の声量に差があるので途中で私はマイクを外しましたが…笑
また共演したいものです。
この日のセットリスト
1.Tel.
2.予感
3.あたまいたい
4.わたしの東京
5.ランドセルカバー
6.本当の温度
7.くだもの
アンコール
1.「最後の朝顔」
2.「それはスポットライトではない」
~ライブ編2 ベアーズレコ発ワンマン~につづく