高円寺フェスティバル! in CLUB LINER
この日は雨だった。
この日出演したのは、
うみのて
トリプルファイヤー
ミツメ
転校生
あと私。
お客さんは20歳前後の若い人たちが多かった。
この日のイベントで印象的だったのは、トリプルファイヤーだった。とても気に入った。
頭の中の独り言をそのままかっこいい音楽にのせてしゃべってるという感じ。よかった。
この日は物販のことについてよく考えた。
「わたしは何故CDを売るのか?」
という疑問があたまに浮かんで離れなかった。
お客さんはCDにほとんど興味がないように見えた。
若い人が多いからなおさら、
CDというものが、どういう捉え方をされているのかが重要に思えた。
音楽の聴き方で、思いつくパターンを挙げてみると、
1,自宅でCDを聴いて楽しむ。
2.ライブに行って聴く。
3.CDを聴いてから、気に入ったらライブにいく。
4.ライブを見て、気に入ったらCDを買う。
5.YouTubeなど、インターネットで曲を聴いて、気に入ったらCDを買う。
6.インターネットで曲を聴いて気に入ったらライブに行く。(ここから3にいくこともある)
7.ライブを見て気に入ったらインターネットで曲を聴く。
8.インターネットのみで曲を聴く。
私たちは3番の「ライブを見て、気に入ったらCDを買う。」というのを狙っているわけだが、果たしてそれはこれからも通用するのか?
それに加えて、
そもそも、ライブを見ることと、CDを聴くことは全く違う体験なんだから、
そう簡単にはくっつかない。
ということなのかもしれない。
ただ、イベントの最後に物販ブースで、
「白波多カミンのCD売ってまーす。」って声に出したときに
CDを何故売るかということに対しての自分の考えがなさすぎるから、
自分のことが阿呆のように思えた。
CDを売る理由としては
すばらしい作品なのでぜひぜひ家に帰っても聴いて欲しい。ということだけで充分なのだが、
いろいろ見失なってしまいそうになっていた。
もう少し考えることにする。