10月17日にベアーズでJOJO広重さん(ノイズギター)と私(ノイズキーボード、叫び)のデュオでライブした。
対バンは、ななのば(北出奈菜+嶽本野ばら)とSOLMANIA。
夕方、広重さんとベアーズに着いて、ななのばのリハで北出奈菜さんのCDJとか、たくさんの機材を見て、
広重さん「機材がすごいですね。」
私「本当ですね。これはすごい。」
広重さん「うちが一番しょぼいですね。しかも、カミンちゃんは借り物のキーボードとエフェクター…笑」
と二人で(?少なくとも私は。すごくどきどきしたよ。)シュールな気持ちになっていた。
会場オープン、スタート。
トップはSOLMANIAのお二人。ギターにベースがくっついたみたいな、弓の形に似た、かっこ良すぎるご本人手作りの楽器を弾いてらっしゃった。ノイズがキレイに重なっていくのが気持ちよかった。上質。語弊を怖がらずに言うなら、でっかいミルフィーユのような音楽。
「うちも女の子いれたらよかったー。おっさん二人やもん。」って言ってらっしゃったけど、演奏はいちばん繊細できれい系だったと思う。
次に、JOJO広重+白波多カミン。出番だ。
(ライブ中盤で昇天してしまったため、あまり内容は思い出せないが、分かる範囲で書こう。)
初めのほうは「涼宮ハルヒの動揺」をライブ中に読み、(キーボードを弾きながら)好きな台詞を決めて、ライブ中叫ぶということをした。
「ねぇ、キョン。あんた何か楽器弾ける?」
と叫んでいたの。だれか分かったかな。
本を捨てて、どんどん音の中に入っていく。
広重さんのギターが音の世界をつくって、会場全体を覆ってゆく。やっぱりすごい。ノイズを知り尽くしてる方なのだとあらためて思う。演奏は感覚的で本当にすばらしい。
私は、音の世界の中心で泥遊びを夢中で続けるような心地で、とにかくキーを叩いていた。とてもセクシーな気分。
まだまだ足りなくて、キーボードを抱き上げ、下に降ろして、上に乗ったり、またがったり、脚で弾いたり、頭で弾いたり。弾くというか、じゃれてた。はげしく。
まだまだずっとこうしていたいと思ったところで、おわりが来た。
広重さんとご一緒できて本当によかった。また是非ご一緒したい。
次は、ななのば。
個人的に、嶽本野ばらさん(勝手に野ばらちゃんって呼んでる。)のファンなので、対バンすると知ったときは狂喜乱舞した。高校時代、野ばらちゃんの本ずっと読んでたから。
北出奈菜さんはヘッドフォンをしてCDJを使ってらっしゃった。かなりメカに強い方のようだ。容姿もかわいい。野ばらちゃんはギター。ドリルでアンプに穴あけたりしてらした。ピンク色のレインコートがととても似合っていてかわいいなと思った。後ろの壁に「映画けいおん!」の映像がずっと流れていた。ステージ上の情報飽和状態が面白かった。
忘れられない一日になった。たくさんの方といろんな音楽をしたいと思った。
次の日、たんこぶができていることに気がついた。