最近、台湾のキャラクターのクロロという、黒猫の宇宙人にハマっている。でもグッズが少なくて、日本であんまり売ってない。それも含めて好きなのだが…。なんというか何も考えてない顔をしていて、でもなんでもしちゃうかんじが、たまらない。仲間の宇宙人たちも、ファンキーなデザイン。動物縛りというわけでもなく、統一性が無くて自由で好きだ。
こんなふうに、キャラクターに夢中になるのは幼少期以来かもしれない。振り返ってみることにする。
まず、サンリオのバッドばつ丸。あの少し不良な感じがたまらなく好きだった。サンリオのキラキラした中にいるあの黒いキャラ。出会いは文房具屋だった。こ、これは…!と、幼稚園児の私の心を鷲掴みにしたのだった。
初恋は、幼稚園の年長さん。お相手は忍たま乱太郎のきり丸でした。自分がなりたいくらいだった。っていうかお友達と忍たま乱太郎ごっこをしていつもきり丸の役をしていた。髪型を真似て髪をひとつに縛り、前髪にクセをつけて、センター分けにする。ほかのお友達はみんな、くのいちだった。
同列1位で、木村拓哉さんがランクイン。キャラクターではないが、当時の私にとって、芸能人もキャラクターも同じくらいのリアリティを持っていた。
憧れとして熱狂したのは、美少女戦士セーラームーンSに出てくるセーラーウラヌスこと天王はるか。それはそれは夢中。当時セーラームーンのカードを集めていて、セーラーウラヌスのキラキラカードが手に入った時の夢のような心地はいまでもありありと思い出せる。
のちに同じ声優さんだと気づくが、幽☆遊☆白書の蔵馬も好きだった。
声が好きだったのかもしれない。
憧れるのは男女問わず中性的な魅力のあるキャラクターだった気がする。幼いながらそこに色気を感じていた。
挙げればキリがないけど幼少期の激烈なキャラクターへの執着の代表的なものは以上。
キャラクターはそれぞれの人の解釈の仕方で、それぞれの愛され方をするのだと思う。
私にとってキャラクターは、好きになればなるほど、家族のように近いものになってゆくものだ。