こんにちは。
きょうは水泳のお話。
わたしは泳ぐことが好きです。
こどもの頃に習っていたスイミングスクールは京都の西京極という駅のすぐ近くにありました。わたしの習っていた頃から生徒数は少なく、プールはいつもガラガラ。2コースくらい独り占めできました。とても好きな時間だった。
よく記憶に残っているのは、個人メドレーを泳いでるとき、「なんでこんないろんな種類の泳ぎ方で泳いでタイム競ってるんやろう?」とあたまの片隅で思いながらも、もう一方で「バタフライはがむしゃら、背泳ぎはスイスイで、平泳ぎでイカになってクロールはロケットで基本的に息継ぎ我慢。」みたいに泳ぎ方にキャラ設定をしてゲームのように泳いでいたことを思い出します。
そのスイミングスクールが案の定(生徒数は減る一方だった)、閉鎖してしまって、そのまま水泳からは遠ざかっていました。思えば、スイミングを辞めてからギターを弾くようになった気がする。泳ぐ事も一種のアウトプットだったのかもしれない。
今では時々区民プールとかに行って泳ぐのですが、さすがにバタフライは泳げなくなっていて、練習しようかと思っています。練習する過程がめっちゃ恥ずかしいんやけど。
上手く泳げる人をぼーっとながめていると、人間も動物の美しさを持っているんだなあと感心したりします。
よく思うのは、
泳いでるときって、なんだか現実離れしてるっていうか、夢っぽい。
あと、自分の体に水が隙間なく当たっていて、体の輪郭が自分ではっきりと分かる感覚がすき。「自分という形はここまでです。」みたいな安心感がある。
あと、泳いでるときはどんなものからも離れて全くの”ひとり”になる。
あと、プールに響く音。
うーん。いいですね。近々プールに行こうと思います。