12/11下北沢 風知空知のワンマンライブのこと。
今年はたくさん弾き語りのライブをしました。全国たくさんの場所に行って、たくさんの人に会いました。
その集大成として、今回、弾き語りワンマンライブをしました。
どれくらいの方が観に来てくれるんだろうとすこし不安でしたが、満員御礼ソールドアウト。とってもうれしかったけど、入れなかった方もいらしたみたいで、申し訳なかったです。
この日は、白波多カミンという人だけしか出ないので(ワンマンやし、当たり前やけど)観に来てくれた方は白波多カミンを観に来たんだなと(これも当たり前なんやけど)なんだかとても嬉しかったし、これは絶対にみんな満足させてやる!と思ったのでした。
ライブが始まり、意気込んだのは良いけれど、ステージに立つといつもとすることは同じで、”うたうこと”しかそこになかった。
この日初めての経験したのは、歌っている自分と後方にそれを見ている冷静な自分がくっきりと二人存在して、だんだんとお客さんの顔とか感情がはっきり見えてきたこと。みんな思い思いの顔をしてこっちを見ているのがよくわかった。それはお客さんへの信頼がないとありえないことだと思った。飛び込んだらどこまでも受け止めてくれるような感じがないとそんなにはっきり顔なんて見れない。これはコミュニケーションだと思った。投げるだけじゃなくて絶対にみんな返してくるから。循環していた。
だから捧げ放題だった。命、捧げ放題。こんなしあわせなことない。
いつも観に来てくれる方は白波多カミンとの長い付き合いの時間を感じてた、はじめて観た方はびっくりしたような、でも食いつくような顔で観ていたし、ひとりひとりの方から、いろんな気持ちが読み取れました。
それはすごい経験で、その景色は一生忘れないと思う。忘れっぽい私ですが。
わたしはうたで何かを伝えようとか思ったことはない。けれどなにか伝わるとしたら、物事やメッセージとか具体的なことじゃなくて、もっとただ「生きてる。みんな生きてる。」ということかもしれない。
また大げさになってしまった。自画自賛しすぎている。
でもほんとうに嬉しかったの。
ありがとう。
追記:2015/1/31(土)に京都のSOLE CAFEでも同じ企画「歌よりもっとその先へ」でワンマンライブします。学生のときよく行ったカフェで、ずっとそこでライブしてみたかったところです。お近くの方や、京都を観光したい方など、ぜひお会いしましょう。待ってますー。