新しいアルバム、2014/12/11に発売されます。
どんなアルバムか。自分で説明するのは難しいですね。
弾き語りが中心です。今年一年弾き語りを中心にライブをしてきて、たくさんの経験をしました。いままでわたしにとっての歌は必要だから叫んでいるという感じだったのですが、それだけではなくなってきて、歌を歌うことがすきになりました。今まで感じた事のなかったうたに対する喜びが詰まったアルバムになったと思います。
1、わたしにとって歌を歌うという行為はシーンを紡ぐ作業です。”シーン”というのは映画のワンシーンの”シーン”です。
わたしは瞬間でしか生きられないタチなので、歌詞に出てくるシーンも短いし切り貼りです。その切り貼りによってドラマが感じられたら、良い曲ができたなぁと思う。一瞬のシーンで長い時間を感じられるのが好きです。特に7曲目の「姉弟」はその要素でできています。ここに歌詞を全部載せたいところですが、やっぱり歌と歌詞カードの距離は遠いものです。なので、やめておきます。歌、聴いてほしいな。
2、わたしにとって歌を歌うという行為は命のかけらを差し出す作業です。
すこし大げさだけれど、そんな感じ。美しいものってなに?という問いに答え続けるようなこと。命のかけらを差し出すことによって新しいなにかが生まれることを信じています。
今回アルバムの大きな要素としてはこの2つだと思います。でも好きなように聴いてね。
シリアスだけじゃ息苦しいもの。
追記になりますが、岡部洋子さん(旧姓高松洋子さん)の「あめ玉」カヴァーさせていただいてます。この曲が本当に大好きでライブでもよく歌います。この曲の録音は外で録りました。鳥がとても良いタイミングで鳴いてくれたり、配達に来たバイクのおじさんのエンジンの走り去る音とかも。
【newアルバム情報】
「白波多カミン」白波多カミン
1.すきだよ
2.あめ玉
3.くだもの
4.いますぐ消えたい
5.収穫
6.ランドセルカバー
7.姉弟
8.私もいつかお墓に入る
¥1500(税抜き)
tsunokakushi records
2014/12/11下北沢 風知空知でのワンマンライブで先行発売します。
全国流通は来年2月以降ですので、ライブ会場でしばらく販売します。webでの通販も考えています。システムが整い次第、またお知らせします。