巫女の一日ってこんなの。
by on 6月 27, 2012 9:36 PM in DIARY

巫女さんやめちゃうから、一番スタンダードな、神社での私の一日を記録しておきたいと思う。

 

7時 起床

7時半 自宅を出る。

8時 神社到着。出社(タイムカードを押す)。更衣室で着替え。

8時半 朝拝(職員みんなでお祓いを受けて、大祓詞をあげる。そのあと各科報告。)

9時 授与所に入る。私は祈祷受付&御朱印の授与所担当なので、参拝に来られた方の御朱印帳に御朱印をする。御祈祷の申し込みが入ると、受付して、神職(神主さん)に連絡する。私は本殿巫女でもあるので、受付をほかの巫女さんに任せて本殿にあがる。

本殿にあがると、まず御祈祷が出来るように準備をする。正装に着替える(千早を着て、天冠をつける)。撤下品(おさがり)を用意する。神主の準備が整い、控え室で待ってる参拝客を本殿に案内する。

ご祈祷の全体の流れは、祓詞、お祓い、祝詞奏上、神鈴振り、撤下品授与である。巫女の仕事は典儀(アナウンスみたいなもの。例えば、「只今よりご祈祷ご奉仕申し上げます」「祓詞の奏上でございます、ご低頭下さい」とか。)と、神鈴振り(お清めの鈴を参拝客の頭の上で振る)。ご祈祷が終わると、参拝客を見送る。

授与所に戻る。

12時 社務所で昼ごはん。はみがき。

12時半 授与所に入る。

参拝客が少ない日は、撤下品を作るなど、内職をしながら授与所づめ。

16時 授与所を閉める。閉め作業(残取りなど)。本殿の掃除。内職。

18時 閉門。社務所に向かって挨拶。着替え。

18時半 退社(タイムカードを押す)。

 

ちなみに、たいていは仕事を終えて帰ることを「アガル」というが、神社では「サガル」という。神様に近い場所にはアガり、神様の遠くに行くときはサガるのである。

 

おつかれさまでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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