27日(本番当日)
朝起きて、京都駅に向かう。新幹線に乗る。
新幹線はとても速いね。ほんとに。速すぎて窓から見える家とか山がミニチュアのおもちゃみたいに見えた。
会場入り。二階席のジャミロクワイの絵と、クラブっぽい赤いソファが不思議な気分にさせる。これから始まるイベントの緊張感のある空気が足元に漂っていた。
本番。
野望と現実のにおいがした。
ステージに立って歌っているときは、自分が光の点になっていくようだった。
ライブが終わって話しかけてくださる方が何人かいらっしゃってとてもうれしかった。私の歌が、聴いてくださった方の中の何かに確かに触れたんだと感じた。
この先につながる、いいライブになった。